ワイルドだぜぇ

takuiちゃんだぜぇ～

先週の週末新潟県村上市の笹川流れに行ってきたぜぇ～

チヌを釣りに行ってきたんだぜぇ～

もちろん釣った魚（フグだけどね）は逃がしてきたんだぜぇ～

キャッチアンドリリースだぜ　ワイルドだろぉ～

takuiです。こんばんわ

先週末一泊二日で笹川流れでチヌ釣りに行ってきました。

結果はフグが７匹

ｳﾜｧｧ━━━━━｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡━━━━━ﾝ!!!!

初めての磯釣りでしたがやっぱり厳しい・・・・・・

でも、海に沈む太陽は綺麗ですね。思わず写真をパチリ

次は6/3に宮城県の女川でアイナメ釣りです。次こそは釣果を期待しつつ、今日は震災後１２日目のお話です。

もう避難生活も終わりなので、震災後のお話は次で終わりです。次々回から第２章に入ります。

３月２２日

いよいよ現場へ向かうことになります。朝起きて現場へ向かうtakuiとMさんそしてもう一人の３人で車に乗り１F（福島第一原子力発電所）の中間基地となっているJ-ビレッジへと車を走らせました。

常磐高速道路を四ツ倉インターで降りて車で北へ向かいます。そしてJ-ビレッジへ着いた時takuiは「ここは日本じゃない」と思いました。世界一のピッチと言われた練習用のピッチには自衛隊のヘリや車両、消防車などが止まっています。そして周りを見れば自衛官や消防士がいっぱいいて１Fで作業してるであろう作業者もたくさんいます。

そして、当時J-ビレッジの床面はかなり汚染していました。そこで皆寝泊りし、食事をしていたのです。takui達もJ-ビレッジへ到着して直ぐに現場へ向かう予定でした。しかしその日は１Fでホウ酸水をRPVへ注入するらしく現場への立ち入りが禁止されてしまいます。仕方なくtakuiは現場へ向かう為の車が足りないというのでtakuiが乗っていた公用車を取りに車を止めていた自宅付近へ向かい車を取りに行く事にしました。車の鍵は自宅にありますが、家の鍵は持ってきました。自宅へ行けば公用車の鍵はあります。takui達はタイベックと前面マスクを着け車に乗り込み（車内も汚染している為、前面マスクをしないと車にも乗れない状態でした）J-ビレッジのある広野町から大熊町へと向かいました。

１０日ぶりに見た自宅は何も変わってません。むしろ何故住めないのか？という疑問すら思ったぐらいです。家の鍵を開け、車の鍵を取り車がある近くの駐車場へ向かいました。そして車の鍵を開けた瞬間、近くに人の足が見えました。Takuiは恐る恐る近づきそれが何かを確認しました。

それは紛れもなく亡くなられた人でした。年のころは70歳ぐらいのおじいさんです。顔は黒ずんでいて遠目で見ても亡くなっているのは明らかでした。きっと逃げ遅れて車が密集する場所で風よけしていたのでしょう。震災当時は寒く雪も降っていました。誰もいないこの場所で誰か助けがくるのを待っていたのかもしれませんが、誰も来ないので凍死したのか、餓死したのかは解りません。takuiはその時携帯電話も置いてきたので連絡手段がなく、車に乗りJ-ビレッジへ戻ってから警察へ電話しました。その後聞いた話ですが、その方が収容されたのはそれから５日後だったそうです。

さすがのtakuiもその日寝ることが出来ませんでした。寝ては起きの繰り返しです。「眠ったかと思えば目が覚めてその時の事を鮮明に思い出す」それを朝まで繰り返してました。そして次の日もっと衝撃的な現場を目撃することになるのです・・・・・